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■ DJ工法の性能実験

■実験の目的
大地震を想定した曲げ応力を発生させ、DJ接合部が塑性化(変形破壊)するまでの力学的挙動を調査します。

▼試験体
実大の十字型試験体。
早い段階で梁が塑性化しないように、本試験体では高強度なSN490材を使用し、DJ接合部に充分大きな応力を負担させるようします。(実際のDJ工法の梁はSN400級を使用)


(計測器を装着したDJコア)


(実験直前の試験体)

■実験方法
試験体の梁先端に荷重をかけて、DJ接合部に曲げモーメントを発生させます。
許容応力、保有耐力、終局耐力を把握するために、負荷を増やしながら数回に分けて実験を行います。

 


(実験中の試験体)

■実験結果
・許容応力時
在来工法と同等の結果が得られたため、柱梁を線材置換した架構モデルであると判断できました。

・降伏耐力時、
降伏荷重が実施設計される梁(SN400級)の耐力を上回ったため、梁降伏時においてもDJ接合部は塑性化(変形破壊)しないことが証明されました。

・終局状態
実施設計される梁(SN400級)の全塑性曲げモーメントの1.4倍以上に相当する荷重まで、DJボルトは破断しませんでした。

梁端P-δ曲線


▼右写真。塑性化(変形破壊)したDJ接合部
(エンドプレートが変形してDJボルトが破断しています)

 


破断したDJボルト

 

■他の実験体の終局状態結果例1

右梁の下フランジが局部座屈しています。

 

■他の実験体の終局状態結果例2

左梁エンドプレートが変形して、上部のボルトが破断しています。

 

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