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親子フィラー柱脚の設計方法

 親子フィラーの技術評価の範囲は、ベースプレート過大孔に関する部分のみとなっています。従って、柱脚アンカーボルトの本数、配置、径など、柱脚仕様のほとんどは設計が決めることができます。過大孔に関する部位以外の設計は、一般の柱脚と同様の方法手順で行ってください。

▼親子フィラー標準図を用意しています。確認申請に添付することでスムーズに申請を受けることができます。
親子フィラー標準図のダウンロードページ

【柱脚設計フロー】 (別窓で開きます)

▼対象建築物の範囲
建築物の規模、工法、柱形状等に制約はありません。構造計算により安全が確かめられればどのような柱脚にも設計可能です。

▼柱脚の設計・施工において準拠する法令
建築基準法施行令第66条および、平成12年建設省告示第1456号に準拠してください。
(ただし、ベースプレートについては、親子フィラーの仕様範囲を確認してください)
【令66条、告示1456号】  (別窓で開きます)

▼構造計算方法
一般の柱脚と同じです。下記、適用図書などを参考として、建築基準法関連法案に則った構造計算により、建物個別に安全性を確かめてください。
・建築物の構造関係技術基準解説書(日本建築センター)2007年版
・建築構造用アンカーボルトを用いた露出柱脚設計施工指針・同解説 (日本鋼構造協会)2009年版
・鋼構造設計規準-許容応力度設計法-(日本建築学会)2005年版
・鋼構造塑性設計指針(日本建築学会)2010年版

▼アンカーボルトの確認
アンカーボルトの材質が下記のいずれかであることを確認してください。
材質:ABR400, ABR490, ABM400, ABM490, SNR400, SNR490
サイズ:M16, M20, M22, M24, M27, M30, M33, M36, M39, M42, M45, M48

▼ベースプレート形状の確認
アンカーボルト径に応じて、ベースプレート過大孔径、ベースプレートの最小サイズ、ベースプレートの最小最大板厚、が決められていますので寸法を確認してください。

アンカーボルト 過大孔
D(mm)
e1(mm) e2(mm) e3(mm) e4(mm) e5(mm)
M16 φ40 31.5 25.0 56.5 35.0 66.5
M20 φ45 36.0 27.0 63.0 37.5 73.5
M22 φ50 39.5 28.0 67.5 40.0 79.5
M24 φ50 42.5 30.0 72.5 42.5 85.0
M27 φ55 47.5 32.0 79.5 45.0 92.5
M30 φ55 50.0 34.0 84.0 47.5 97.5
M33 φ60 55.0 35.0 90.0 50.0 105.0
M36 φ65 60.0 39.0 99.0 55.0 115.0
M39 φ75 67.5 42.0 109.5 60.0 127.5
M42 φ80 72.5 46.0 118.5 65.0 137.5
M45 φ85 77.5 46.0 123.5 65.0 142.5

M48

φ90 82.5 49.0 131.5 70.0 152.5
※ ベースプレートの縁端部は,圧延縁,自動ガス切断縁,のこ引き縁又は機械仕上げ縁等とてください。
※ アンカーボルト孔は工場加工とし、現場加工した孔には使用しないでください。


親子フィラー柱脚の施工方法

 親子フィラー柱脚の施工は、親子フィラーを設置するということ以外は、一般の柱脚の施工方法と同じです。
施工者は問いませんので、誰でも自由に施工が可能です。また、親子フィラー以外の柱脚部品は、施工者が用意したものが使用可能です。

ベースプレート過大孔径一覧
サイズ BPL過大孔   サイズ BPL過大孔
M16 φ40   M33 φ60
M20 φ45   M36 φ65
M22 φ50   M49 φ75
M24 φ50   M42 φ80
M27 φ55   M45 φ85
M30 φ55   M48 φ90
 親子フィラーの設置は、鉄骨建方時に、親フィラー、子フィラー、平座金、ナットの順で設置すれば完了します。

 

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